オータムコレクション 沖縄の伝統の染織物で秋の装い

おきなわワールド(工芸)

2020年10月05日 14:17

はいたい

沖縄でも朝夕涼しくなり、秋の訪れを感じるようになりました
こちら琉球王国城下町では、秋の装いに華やぎを添える、工芸品を取り揃えております

織物工房 布繰(ふくる)





写真に写っている桃色の作品は、月桃、福木、シャリンバイ、藍、コチニール(サボテンのそばにいる虫で作った染料。昔から紅型の染料にも使われていました)で染めた糸を全てつかった、スペシャルなものになりました

福木で染めた糸は黄金色になります。



福木


福木は沖縄で、古くから防風林として屋敷の周囲に植えて暮らしを守ってきた、守護樹木です。
また、福の木の名前の通り、染料としても活用出来、縁起の良い木です。その糸で染めた糸を使って、丹精込めて織り上げた物は、きっと持ち主を守ることでしょう。ストールで身につけてみてはいかがですか^_^

さとうきび館では、豊見城市ウージ染共同組合さんが、オータムコレクションをしています


こちらの桃色の作品は、一年のうち、12月、1月のわずかな期間にだけ採れる、さとうきびの花穂で染めた希少価値のある品です。
さとうきびの花のパワーが入っています。

古来から伝わる染織り物は、ただの服飾品ではなく、身を守る大切なものです。
ぜひ、その守護の力を取り入れてみてください








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