5月29日はユッカヌヒーでした
はいたい!
王国歴史博物館です
前回の記事では「グングヮチグニチ」をご紹介しました
日にちは前後してしまいますが、今回は
「ユッカヌヒー」のご紹介です
「ユッカヌヒー」は旧暦5月4日のことで、この日には県内各地でハーリー競漕がおこなわれます。
ハーリーについてはおきなわワールドnews!のほうでも取り上げていますので、こちらでは割愛!(笑)
今回取り上げるのは、現在では見られなくなった
「玩具市」です
今でこそ普段から玩具は店先に並びますが、明治以前には
ありえないことでした。
特別な行事、沖縄ではユッカヌヒーにのみ販売されたそうです。
市では
ハーリー舟を模した玩具、
馬乗り(チンチンウマグヮー)や
起き上がり小法師(ウッチリークブサー)などの張子玩具が並びました。どこの家でもこれらの玩具を買い込んで、家族や親類の子供たちに配ったのだそうです。
ウッチリークブサー(古倉保文作 王国歴史博物館蔵)
男の子にはウッチリークブサーや櫂(イェーク)、女の子には毬(マーイ)やウーメントーバク(人形箱)を与えたといいます。
首振りタウチー(古倉保文作 王国歴史博物館蔵)
ご覧のような琉球張子も、現在ではほとんど作られなくなってしまいました………
しかし!!王国歴史博物館と同じ城下町エリアにある紙漉き工房では琉球ロードワークスさんの琉球張子を販売しています!(ノ*゚∀゚)ノ
十二支と……
黒ヤギ戦隊オテガミタベルンジャー(適当な命名)
まるっこくて可愛いですよね
現代風にアレンジされつつも、昔ながらの製法で作られています。
お気に入りの子を旅のお供に加えて、昔の沖縄へと思いをはせてみるのはいかがでしょうか
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